北海道南部〜九州、朝鮮半島。潮間帯下部〜水深20m
５本前後の螺肋と間肋があり、成長すると半管状の突起を生じる
成長線は薄板状。棘の有無、大きさ、密度は変異が大きい。
※口の下部（軸唇）が下方へ突出する。
房総半島・山口県北部以南 潮間帯〜水深20ｍ岩礁
螺肋は弱く、成長線も不明瞭。
緑、黄色、赤など色彩変異が激しい。
口の下部（軸唇）が下方へ突出せず、口はほぼ円形。
北海道南部〜九州南部。潮間帯岩礁。
表面に太い肋と細顆粒｡成貝の臍穴は閉じる｡蓋は暗緑色
生時は表面に緑藻（カイゴロモ）に覆われるものが多い
房総半島・男鹿半島以南 潮間帯〜水深20ｍ岩礁。
殻は円錐状、螺層は膨らまない。周縁に歯車状の突起列。
殻底は平面的、鱗片状彫刻。殻色は白色で殻底と蓋の周縁部は紫色
房総半島、能登半島以南。水深20〜100m岩礁、岩礁底
表面は管状突起に覆われ、淡い赤褐色で色彩変異は乏しい。
打ち上げでは得られない。漁労屑から得られる。
岩手県・男鹿半島〜九州 潮間帯〜水深50m岩礁
周縁部に翼状突起が歯車状に並ぶ。
かなり巨大化するが小さいものは可愛い。